プルービングで集められた症状が、その後、臨床などでその効果が確かめられ選りすぐられて残っていきます。
またプルービングでは得られなかった症状も、何度か臨床で確かめられる場合もあります。
例えば、有名な話では、Phosphorusという燐からつくられたレメディーの場合、「冷たい水を一気に飲みたがるが、その水がお腹の中で温まると吐いてしまう」という症状があります。
それはプルービングでは出てきませんでしたが、臨床の中で何回も確かめられた結果、今ではPhosphorusの大切な症状の中に入れられています。
そうやって選りすぐられ、加えられた症状の一群が、それぞれのレメディーのもつ特性として、「マテリア・メディカ」に掲載されていきます。
症状群は、魂レベル、感情レベル、肉体レベルまでの膨大な情報量が多岐にわたって記載されています。
ホメオパシーの面白さは、そのものの持つ物質の特徴が、人間像に置き換えることが出来る点です。
私が、ホメオパシーにはまったのも、ココが面白かったからです。